文章基本信息
- 标题:トリプシン活性におよぼすクロロフィルおよび誘導体の影響
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- 作者:守 康則 ; 加藤 憲子 ; 藤木 紫華美 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1969
- 卷号:22
- 期号:6
- 页码:375-380
- DOI:10.4327/jsnfs1949.22.375
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:トリプシン活性におよぼすクロロフィル, クロロフィル分解物および金属誘導体の影響をしらべ次の結果を得た。 1. クロロフィルはトリプシン活性に対し阻害性をもつ。 2. クロロフィルのアルカリ分解物クロロフィリンはトリプシン活性を阻害する。 3. クロロフィルの酸分解物フェオフィチンは酵素活性に対して影響を与えない。 4. クロロフィルによる酵素活性の阻害はカルシウムにより保護される。 5. クロロフィルの金属誘導体である銅クロロフィリン, 鉄クロロフィリンはともにトリプシン活性を阻害する。 6. トリプシン活性は前処理反応時間の増大に伴ってその阻害度も増大する。 7. クロロフィル, 銅クロロフィルによる前処理酵素液と無処理酵素液 (対照) との間には 紙電気泳動においてその易動度に相異は認められない。 8. クロロフィル (5mg%) 処理酵素液においては螢光スペクトルの変化は認められないが, 銅クロロフィリン, 鉄クロロフィリン (10, 100mg) 処理酵素液については螢光スペクトルの変化 (消光現象) が認められる。