対象は大学生で, P型およびPM型の監督条件のもとにそれぞれ10名と9名があてられた。IBMカードの穿孔数かぞえの課題がさせられ, その間の被験者の生理的変化がプレティスモグラフで連続的に記録された。 P条件, PM条件ともに交感神経系機能亢進的な生理的変化を示したが, その程度は, optimalな領域内でPM条件の方が高いとされた。また, P条件での生理反応はnoradrenaline型に, PM条件のそれはadrenaline型に対応することが指摘され, FunkensteinらのいうAnger-In反応およびAnger-Out反応との対応が考察された。