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文章基本信息

  • 标题:認知スタイル (ReHection-Impulsivity) に関する心理学的研究: I 視覚的探索ストラテジーの分析
  • 作者:臼井 博
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1975
  • 卷号:23
  • 期号:1
  • 页码:10-20
  • DOI:10.5926/jjep1953.23.1_10
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    本研究では, 認知スタイルの1つであるReflection Impulsivityに着目し, その基準測度であるMFFに対するR (Reflective), I (Impulsive) 両群の認知的な取り組み方, すなわち課題解決の過程における各群の視覚的探索行動に焦点をあてて分析を試みた。つまり, R, I各群に分類する時の基準であるRTとエラー数といういわばperformanceとしての差異の発現のメカニズムの究明を試みたのである。 ここで得られた結果のうちで主なものを示すと次の通りである。 1) R群では1群に比べて初発RTが長いが, その間に彼らは積極的な視覚的探索行動を展開し, 標準刺激, variantのいずれに対する注視回数も注視持続時間も多い。 2) 課題のvariantの個数の増加に対応してR群では1度以上の注視を受けたvariantの数も増加したが, 1 群ではその傾向はほとんど見られなかった。 3) 初発反応として選択したvariantの比較過程の分析を通じて, 両群の視覚的探索のストラテジーのちがいが示唆された。 4) つまり, R群の採用しやすいストラテジーとしては, 全てのvariantの中から見本と同一の1個のvariant になるまで不適切なvariantを除きつづける (除去法) のに対して, I群のそれは見本との1対1対応によるものが多いということである。 5) 結果の考察において, I群ではfast thinkerというよりは彼らの情報処理の計容量が少ないために, 結果としての処理が速いのか, あるいはR群に比べて主観的な確定度が低いためにそうなるのか, 等が述べられた。

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