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文章基本信息

  • 标题:呼称において多彩な錯語を呈した流暢型失語の 1 例 ─誤反応分析を中心に─
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  • 作者:平野 綾 ; 奥平 奈保子 ; 金井 日菜子
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:2010
  • 卷号:30
  • 期号:3
  • 页码:418-427
  • DOI:10.2496/hbfr.30.418
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

    単語の復唱・音読は良好だが呼称時のみ音韻探索が著明で,多彩な錯語を呈した流暢型失語の 1 例を報告した。症例は 69 歳,右利き女性,高校卒。左側頭─頭頂葉の脳梗塞で中重度流暢型失語を発症,会話時ほとんど錯語はなく流暢に話すが,指示代名詞の多い空虚な発話だった。呼称時の誤反応を,語彙性,意味的関連性,音韻的関連性の観点から,意味性・無関連・形式性・混合性・音韻性錯語および新造語の 6 つに分類した結果,これらすべての種類の反応が認められた。特に,音節・韻律構造といった語の「枠組み」が保たれた非単語が多数認められた点が特徴的で,これらは,語の音韻形式のうち音節・韻律情報に比べて音素情報が得にくく,回収された語の枠組みを埋めようと音素を探索する過程で表出されたと考えられた。また,形式性錯語や,複数語彙が混合したと思われる非単語が認められたことから,語選択における語彙レベルと音韻レベルの相互的な影響も示唆された。

  • 关键词:呼称障害; 音韻性錯語; 形式性錯語; 新造語; 音韻性失名詞
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