首页    期刊浏览 2024年11月30日 星期六
登录注册

文章基本信息

  • 标题:失語症例における言語性保続の出現機序について
  • 本地全文:下载
  • 作者:宮崎 泰広 ; 種村 純 ; 伊藤 慈秀
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:2003
  • 卷号:23
  • 期号:4
  • 页码:289-296
  • DOI:10.2496/hbfr.23.289
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

      失語症患者8人を対象に,呼称課題を施行した。その課題施行時に出現した保続を分析し,保続の出現機序について考察した。   まず出現した保続を,保続として出現した語彙が表出されてから直後に出現したか否かで直後型・遅延型に分類し,その出現した保続と目標語間での意味的・音韻的類似性について検討した。この結果,出現した保続と目標語との間に意味的または音韻的類似性がある場合の割合が,直後型に比べ遅延型のほうが有意に高かった。   以上より,遅延型保続の出現には保続した語と目標語との意味的もしくは音韻的類似性が影響していることが示唆された。このことより,遅延型保続の出現には意味・音韻の処理過程における選択性の障害が関与していると考えられた。保続出現機序は一般に経時的な抑制障害である易動性の障害で説明されるが,易動性の障害によってのみでは説明できず,意味もしくは音韻の処理過程における選択性の障害の関与を示唆すると考えられた。

  • 关键词:意味的類似性; 音韻的類似性; 保続出現率; 易動性の障害; 選択性の障害
国家哲学社会科学文献中心版权所有