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标题：色素凝集体の物理化学的性質
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作者：松崎秀夫
期刊名称：日本写真学会誌
印刷版ISSN：0369-5662
电子版ISSN：1884-5932
出版年度：1972
卷号：35
期号：1
页码：5-24
出版社：The Society of Photographic Science and Technolgy of Japan
摘要：色素凝集体の物理化学的性質を研究することは1) 色素凝集体そのものの物性を理解する, 2) 写真用色素が臭化銀表面上で凝集体を形成した場合, それらの呈する写真作用を理解するうえで極わめて重要である。一般に色素は凝集体を形成した場合, その性質は分子状態の色素のそれとは異なる。本総説では写真用色素の凝集体に関する種々の物性を“Molecular Exciton Theory”に基づいて統一的に説明することを試みた。本文の構成は1) 筆者, H. Kuhn一派およびG. R. Bird一派による本分野の最近の研究紹介, 2) Excitonに関する一般文献の紹介およびMolecular Exciton Theoryの概観, 3) G. Scheibe一派によって成された色素凝集体の研究の総括およびこの分野における二, 三のきわだった研究とその意義, 4) 色素凝集体の写真的物性の解明に欠くことの出来ない色素の吸着状態, 吸収スペクトル, 発光スペクトル, 光電的性質に関する研究の紹介および5) Molecular Exciton Theoryに基づく色素凝集体の超色増感作用と減感作用の説明よりなる。