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  • 标题:キョウオウ(curcuma aromatica Salisb.)根茎と肥大根の澱粉の分子構造と若干の性質
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  • 作者:花城 勲 ; 神山 茂 ; 池田 育雄
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2003
  • 卷号:50
  • 期号:4
  • 页码:453-459
  • DOI:10.5458/jag.50.453
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    キョウオウ(Curcuma aromatica Salisb.)の根茎と肥大根より澱粉を調製し,その分子構造と若干の性質を調べた.根茎と肥大根(以下,この順にデータを示す)の澱粉含量はそれぞれ組織重量の9.2,65%で,真のアミロース含量は25と20%であった.いずれの澱粉もB形のX線回折図形(Fig.3)を示した.ラピッドビスコアナライザーによる糊化特性では根茎澱粉が最高粘度,最低粘度,セットバックで肥大根澱粉のほぼ2倍の値を示し,いずれの澱粉ともブレークダウンはわずかであった(Fig.4).Dsにより,アミロペクチン結晶領域の融解によるエンタルピーは20J/gと同じ値で結晶領域を形成する二重らせんの含量はほぼ同じだが,吸熱曲線の温度幅や吸熱ピーク温度等の値から結晶構造は異なると考えられた.アミロースの数平均重合度は約900,分子量の数分布は重合度400-500にピークをもつ分布で(Fig.5),穀類アミロース,特にコメに類似していた.アミロースの分岐分子の割合(モル)は13と17%,分岐分子の平均鎖数は4.8と3.4で,いずれも他の植物種のアミロースより少ない点が特徴であった.アミロペクチンの数平均重合度は3250と6040で,数分布から分子量の異なる3成分が認められた(Fig.6).アミロペクチンの数平均鎖長はいずれも25であったが,(A鎖+B1鎖)の(B2鎖+B3鎖)に対するモル比は3.8と5.3と異なっていた.C鎖の鎖長分布はいずれのアミロペクチンともDP約35にピークを示した(Fig.7).アミロペクチンのリン含量は2200と600ppmであり,それぞれ馬鈴薯の約3倍あるいは同程度で,6位の炭素に結合するリンの割合は14と17%と他の植物種に比べ低かった.リン酸化単位鎖の数平均重合度は42と49で,アミロペクチンに結合するリンは馬鈴薯の場合と同様,おもにB2およびB3鎖に結合していた(Fig.8).

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