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文章基本信息

  • 标题:リン酸化オリゴ糖のラットにおける生体利用性
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  • 作者:戸尾 健二 ; 釜阪 寛 ; 西村 隆久
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2002
  • 卷号:49
  • 期号:2
  • 页码:159-165
  • DOI:10.5458/jag.49.159
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    リン酸化オリゴ糖カルシウム塩(POs-Ca)について,人工胃液によるin vitroでの消化性およびラットにおけるio vivoでの消化性を検討した.POs-Caは人工胃液ではまったく水解されなかった.ラット空腸結紮ループに注入したPOs-Caの経時的な消失が観察された.ラットにPOs-Caを経口投与した場合の血糖値は,対照に用いたグルコースおよびマルトテトラオース主体のマルトオリゴ糖(テトラップ(R)-H)と比較して,投与15分後において有意に低値であったが全体的には対照群と同様な応答を示した.POs-Ca群の血中カルシウム値は投与後15-30分にかけて有意に上昇し,POs-Ca由来カルシウムの吸収が示唆された.血中リン値は,3群とも血糖値の上昇に伴って一時的な低下が観察された.POs-Caを10%含む精製飼料を15日間摂食させたラットは順調な生育を示し,体重増加量や飼料摂食量は対照食群と同等であった.飼育期間中,POs-Ca食群のラットにおいて下痢の発生はまったく観察されなかった.また,POs-Ca食群の血中トリアシルグリセロール値の有意な低下が観察された.以上の結果より,経口摂取したPOs-Caの消化性はリン酸基を持たないマルトオリゴ糖と同様であり,POs-Caは小腸で消化吸収されることから安全性の高いオリゴ糖であると考えられた.

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