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文章基本信息

  • 标题:酢酸化分級馬鈴薯澱粉の物理化学特性
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  • 作者:安田 久美 ; 石橋 憲一 ; 弘中 和憲
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2009
  • 卷号:56
  • 期号:3
  • 页码:229-234
  • DOI:10.5458/jag.56.229
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    無水酢酸を用いた酢酸化分級馬鈴薯澱粉の物理化学特性を調べた.1)無水酢酸添加量の増加にしたがい,酢酸化分級馬鈴薯澱粉の物理化学特性は次のように変化した.(1)アセチル基含量が増加した.(2)蒸留水中のRVA特性値(糊化開始温度,最高粘度およびブレークダウン),DSC特性値(糊化開始温度,糊化最高温度,糊化終了温度および糊化エンタルピー)が低下し,溶解度,膨潤度が増加した.(3)蒸留水中で調製した澱粉糊液の動的粘弾性(貯蔵弾性率および損失弾性率)が減少し,周波数依存性が認められた.各ずり速度における澱粉糊液のずり応力は低下し,チキソトロピー性が小さくなった.(4)0.1 M 食塩水中で調製した4%澱粉糊液の離水率は,著しく減少した.2)酢酸化分級馬鈴薯澱粉間(大,中および小粒子)の物理化学特性には次のような差異が認められた.(1)小粒子のアセチル基含量は,中粒子および大粒子よりも高かった.(2)蒸留水中で測定したRVA最高粘度の低下は,粒径の減少にともなって大きくなった.また,蒸留水中における溶解度および膨潤度は,粒径が大きいほど高かった.(3)0.1 M 食塩水中では,小粒子および中粒子の,澱粉糊液のRVA最高粘度が無水酢酸添加量の増加にともなって高くなり,その粘度の増加程度は粒径が小さいほど大きかった.(4)蒸留水中では,溶解度および膨潤度は,粒径が大きいほど高かった.0.1 M 食塩水中では,粒径が大きいほど,溶解度が低くなり,膨潤度は高くなった.3)0.1 M 食塩水の影響に関して,RVA最高粘度,溶解度・膨潤度が,蒸留水中に比べ,顕著に低下した.

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