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  • 标题:アノマー反転型糖質加水分解酵素のグライコシンターゼ化
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  • 作者:本多 裕司 ; 伏信 進矢 ; 日高 將文
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2009
  • 卷号:56
  • 期号:2
  • 页码:119-125
  • DOI:10.5458/jag.56.119
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    還元末端オリゴキシラナーゼ[EC 3.2.1.156](REX)はキシロオリゴ糖を還元末端側から加水分解するアノマー反転型酵素である.野生型REXにα-X2-FとX1を作用させると,いわゆる “Hehre resynthesis-hydrolysis” と呼ばれる反応を触媒した.REXをグライコシンターゼに変換するために,REXの触媒塩基であるD263にsaturation mutagenesisによって種々のアミノ酸に置換した変異型酵素を作製し,α-X2-FとX1を作用させてグライコシンターゼ反応を調べた.9種のD263変異型酵素がグライコシンターゼ反応産物であるX3を生成したが,これらの酵素の中でD263Cが良いグライコシンターゼであった.しかし,これらの変異型酵素は,X3が生成するとともに加水分解産物であるX2を生成した.REXの活性部位構造を詳細にみると,求核試薬として作用する水分子がD263およびY198と水素結合を形成していることが判明した.次にY198に変異を導入したY198FとD263C/Y198FおよびD263N/Y198Fを作製した.これらの変異型酵素によるX3加水分解活性は,野生型酵素と比較して大幅に減少した.またY198Fのα-X2-F消費能は野生型の1.5倍であったが,D263N/Y198Fは1/10以下であり,D263C/Y198Fは微弱な活性しか示さなかった.次にY198FとD263N/Y198Fによるグライコシンターゼ反応の経時変化を調べると,X3が効率良く蓄積され,分解産物であるX2がほとんど検出されなかった.さらに,両酵素によるα-X2-F消費能の比活性を比較すると,Y198FがD263N/Y198Fより約20倍程度高かったので,Y198Fが最も良いグライコシンターゼであると総合的に判断した.

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