文章基本信息
- 标题:日本人第3大臼歯欠如頻度の時代変化
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- 作者:山田 博之 ; 近藤 信太郎 ; 花村 肇 等
- 期刊名称:Anthropological Science (Japanese Series)
- 印刷版ISSN:1344-3992
- 电子版ISSN:1348-8813
- 出版年度:2004
- 卷号:112
- 期号:2
- 页码:75-84
- DOI:10.1537/asj.112.75
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:人の第3大臼歯は最も発生が遅く,形態変異も大きく,欠如率も高い。環境要因の影響を最も受けやすく,小進化を反映しやすい歯である。そこで,日本人集団の歯牙形態の小進化を考察する目的で,第3大臼歯の先天的欠如率を時代順に調べた。その結果,縄文時代人は欠如頻度が低く,ほとんどの第3大臼歯は発生していたが,弥生時代人になると急激に欠如頻度が高くなっていた。この急激な変化は,外来集団からの遺伝的影響によって生じたと考えられる。弥生時代人以降,欠如頻度はさらに高くなり,昭和初期にはピークに達した。その後,先天的欠如頻度は急激に減少し,第3大臼歯が存在する人は多くなっていた。昭和時代以降の変化は高栄養物の摂取と,それに伴う高身長化や性成熟の加速化によるものと思われる。
- 关键词:third molar agenesis;第3大臼歯欠如;secular change;時代変化;gene;遺伝子;nutrition;栄養;Japanese;日本人